# 名前付きルート

しばしば、名前を使ってルートを特定できるとより便利です。特にルートにリンクするときやナビゲーションを実行するときなどです。Router インスタンスを作成するときに routes オプションの中でルートに名前を付けることができます。

const router = new VueRouter({
  routes: [
    {
      path: '/user/:userId',
      name: 'user',
      component: User
    }
  ]
})

名前を付けたルートにリンクするには、 router-link コンポーネントの to プロパティにオブジェクトを渡します。

<router-link :to="{ name: 'user', params: { userId: 123 }}">User</router-link>

これはプログラムで router.push() を呼び出すときに使われるオブジェクトと全く同じです。

router.push({ name: 'user', params: { userId: 123 } })

どちらのケースもルーターは /user/123 のパスにナビゲーションします。

完全な例は こちら (opens new window) です。